エサキモンキツノカメムシ感動物語

今日は昨日のリベンジといきたい所だったのですが、無くしたマグニファイリングアイピース(私の場合ニコンのマグニファイリングアイピースDK-17Mをキャノンのアイカップにはめ込み使っています)が無いとピントが見えず返り討ちが関の山なので、昔の写真の整理をしていました。
すると2004年のエサキモンキツノカメムシの写真が出来きましたので載せたいと思います。

一般的にカメムシは「臭い」とか「屁っぴり虫」など嫌われていますが(私はカメムシが臭いと感じた事が有りません)、カメムシもよく観察してみると感動をします。
エサキモンキツノカメムシはツノカメムシ科で両肩に角状の突起を持ち、背中(小楯板)に黄色いハート型の紋を持っています(似たのでモンキツノカメムシが居て背中の黄色い紋がハートにくびれていない)
昆虫は漢字で余り書きませんが書くとすれば「江崎紋黄角亀虫?」で昆虫学者の江崎悌三博士の名を頂いたようです。
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普通エサキモンキツノカメムシのはミズキなどで産卵するのですがカツラの果実もOKなんでしょかね。(2004年西川の桂の樹にエサキモンキツノカメムシが沢山居ました、その後見かけないのが不思議)
カツラの実を吸ってる。
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カップルさんが居ました これから感動物語?の始まり。
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エサキモンキツノカメムシのメスは卵を産むと抱卵し、孵化しした幼虫も自分の懐の中で育児します(カメムシの幼虫は1齢~5齢まで4回脱皮して5回目に脱皮すると成虫になります)
アリやテントウムシの幼虫から卵を守るメス。(このように卵を守るカメムシの仲間は十数種類居るそうです)
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卵から孵化してきました(これを1齢幼虫と言います)
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「さあさあ皆んな危ないから母さんの下にお入り」とでも行ってるように見えますね。
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幼虫も脱皮して2齢幼虫になったようです(母親は卵を産んでから2齢幼虫まで子育てをするそうです)
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「ブゥーン ブゥーン」と羽ばたきの音が聞こえてきました、見ると母親が羽ばた居ていたのです。普通はアリ等の外敵を威嚇するためにする行為なのですが、別に外敵も居ないし(その日の岡山の最高気温は37.9度と凄く暑かったので)私には子に風を送ってるように見えました。
(後で倉敷昆虫館の小野先生に伺うとクーリングも有り得るとの事でした)
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親が子を殺したとかニュースで聞く事が有りますが、虫だってこんなに一生懸命子育てをしているんです!
背中にハートを背負ったエサキモンキツノカメムシは天使のように見えます。
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by suzumebachi7 | 2007-08-15 16:17 | 昆虫


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